No |
氏 名 |
国 |
専 門 |
言 葉 |
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自由の女神 |
米国 |
台座に刻まれた詩(byエマ・ラザラス) |
『疲れ果て、貧しさにあえぎ、自由の息吹を求める群衆を、私に与えたまえ。
人生の高波に揉まれ、拒まれ続ける哀れな人々を。
戻る祖国なく、動乱に弄ばれた人々を、私のもとに送りたまえ。
私は希望の灯を掲げて照らそう、自由の国はここなのだと。』 |
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1 |
ジャッキー・ロビンソン |
米国 |
黒人初のメジャーリーガー |
『不可能の反対語は可能ではない。 挑戦だ』 |
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2 |
タイガー・ウッズ |
米国 |
最強のプロゴルファー |
『届かないパットは,絶対にカップインしない』 |
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トミー・ボルト |
米国 |
瞬間湯沸かし器タイプの名ゴルファー |
『(ゴルフでは)心がショットを乱す。肉体ではない』 |
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モハメド・アリ |
米国 |
最強プロボクサー 2016年6月没 |
『自由とは自分の信念を守ることができるということだ』 |
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マイケル・ジョーダン |
米国 |
プロバスケットボール界の神様 |
『今日が最後の試合だったら,お前は何をするんだ』 |
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3 |
トーマス・ジェファーソン |
米国 |
第3代アメリカ大統領 |
『新聞のない政府か,政府のない新聞のどちらかを選べと言われたら,ちゅうちょなく後者を選ぶ』 |
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4 |
F.ルーズベルト |
米国 |
元米国大統領 |
『一番面白い野球の試合は8対7だ』 |
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『国土を破壊する国家は、自らを破壊する』 |
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『軽い荷物にしてほしいと願ってはいけない。強い背中にしてほしいと願わなくてはならない』 |
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バラク・オバマ |
米国 |
第44代アメリカ大統領 |
習近平国家主席との首脳会議でメンツを潰され 『中国に世界経済のルールを書かせることはできない』 |
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ドナルド・ラムズフェルド |
米国 |
元米国国防長官 |
『自分は余人をもって代えがたい人間だと思うな / そう思わせてもいけない』 |
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グラント将軍 |
米国 |
北軍将軍(18代大統領) |
『(南軍の)リー将軍が何をするかに興味はない。我々がリー将軍に何をするかを知りたい』 |
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5 |
ダグラス・マッカーサー |
米国 |
連合国軍最高司令官 |
米国議会で 『アングロサクソンが45歳の壮年とすれば,日本人は12歳の少年である』 |
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6 |
トマス・ペイン |
米国 |
社会政治哲学者 |
『政府はたとえ最上の状態においても止むを得ない悪にすぎない』 |
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ダニエル・カールマン |
米国 |
行動経済学 プリンストン大名誉教授 |
質問『バットとボールは合せて10ドル10セント。バットはボールより1ドル高い。 では,ボールはいくらか?』 答え『・・・・』 |
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メグ・ジェイ |
米国 |
心理学者 |
『人生を決定づける出来事の8割は,35歳までに起きている』 |
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オルポート&ポストマン |
米国 |
社会心理学者 |
『流言は人々にとっての問題の重要性と,状況のあいまいさの積に比例して流布する』 R(流言の量)=i(重要性)×a(あいまいさ) |
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エリック・ホッファー |
米国 |
社会哲学者 |
『人間同士の間に,何と多くの深い亀裂が存在することか!』 |
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『憎悪,敵意,粗暴,不寛容,猜疑は,弱さの所産である』 |
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ロバート・ダール |
米国 |
政治学者 |
『野党は選挙権,議会制と並ぶ民主主義の三大発明の一つだ』 |
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リチャード・ネルソン |
米国 |
経済学者 |
『社会的な格差や人々の偏見をなくす政策は,月に行く宇宙船を作るよりもはるかに難しいのかもしれない』 |
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7 |
映画『旅情』より |
米国 |
米女性観光客(キャサリン・ヘップバーン) |
米女性: “私はもう若くない”
ホテルの女主人 : 『イタリアでは年齢は財産よ』 |
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8 |
ラルフ・ネーダー |
米国 |
消費者運動家 |
『情報は民主主義の通貨である』 |
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9 |
アール・ウォーレン |
米国 |
政治家/判事 |
『私はいつも最初にスポーツ欄を開く。そこには人間が達成したことが記録されている。 第一面は人間がしでかした失敗ばかりだ』 |
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10 |
ロバート・ホワイティング |
米国 |
ジャーナリスト |
『敗者の涙を尊ぶのは日本人の習慣・伝統 世界の多くの国では負けて泣くのは“子供っぽい”と笑う』 |
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11 |
ニ−アル・ファーガソン |
米国 |
歴史学者 ハーバード大教授 |
『世界史上の数々の帝国は,徐々に滅びるのではなく,財政危機によってある日突如として倒れる』 |
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シオドア・スタージョン |
米国 |
SF作家 |
『表現の自由というのはクズであることの自由だ』 |
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12 |
サミエル・ウルマン |
米国 |
詩人 |
青春より: 『青春とは人生のある期間ではなく,心の持ち方を言う』
『年を重ねただけで人は老いない。 理想を失うとき初めて老いる』
『人は自信と共に若く,恐怖と共に老ゆる』 |
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マーク・トゥェイン |
米国 |
著作家 |
『すべての戦争は……自分が個人的には何の恨みもない赤の他人を殺すこと』 |
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ジョージ・ソーンダーズ |
米国 |
小説家 |
大学の卒業生へ: 『人生で最も後悔しているのは,優しさが足りなかったこと』 |
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ジョン・スタインベック |
米国 |
作家 |
『天才とは,蝶を追っていつのまにか山頂に登った少年である』 |
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レイモンド・チャンドラー |
米国 |
小説家 |
プレイバックの私立探偵マーロウ: 『強くなければ生きていけない。 優しくなければ生きていく資格がない』 |
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13 |
ニール・アームストロング |
米国 |
宇宙飛行士,人類初の月面着陸 |
1969年7月20日月面に足を踏み出し 『一人の人間にとっては小さな一歩だが,人類にとっては大きな飛躍だ』 |
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チャーリー・チャップリン |
米国 |
喜劇王,映画監督 |
『あなたの最高傑作は?』という質問に 『Next One(次の作品だ)』 と答えた |
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14 |
オリバー・ストーン |
米国 |
映画監督 |
『(多くのアメリカ人は)原爆投下は戦争を終わらせるため必要だったと考える。 しかし それは幻想, 神話である』 |
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『記憶の細い糸の一つ一つが人間性をもたらしてくれる』 |
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トム・マッカーシー |
米国 |
映画監督 SpotLightの監督 |
『市民にも,我々の民主主義には良いジャーナリズムが不可欠だとわかってほしかった』 |
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15 |
マーク・エイブラハムズ |
米国 |
イグ・ノ−ベル賞の創設者 |
『科学の歴史をみると,あたかもあらかじめ見通しのよい道を歩いてきたかのように見えるが,実際はそうでない』 |
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16 |
グラハム・ベル |
米国 |
発明家 |
『時には踏みならされた道を離れ,森の中に入ってみなさい』 |
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スチーブ・ジョブス |
米国 |
アップル社創業者 |
『イノベーションの出どころは,夜の10時半に新しいアイデイアが浮かんだから電話をし合ったりする社員たちだ』
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17 |
ヘンリー・フォード |
米国 |
フォード社の創業者 |
『企業は金儲けのためにあるのではなく,この世界を生きるに値する楽しいものにするためにある』 |
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ロジャー・スミス |
米国 |
GM社の元会長 |
『未来は偶然手に入れるものではない。 自分の未来は自分で創るものだ』 |
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18 |
ジョー・バイデン・シニア |
米国 |
米国副大統領の父親 |
『意図した衝突よりひどいのはただ一つ,意図しない衝突だ』 |
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19 |
エリザベス・コボス・ホフマン |
米国 |
サンディエゴ州立大教授 |
『米国はエンパイア(帝国)ではなくアンパイア(審判)だ。 世界中でアンパイアの役割を果たしてきたが,そろそろ身を引く時期に来ている』 |
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20 |
アンドリュー・カーネギー |
米国 |
鉄鋼王 |
墓石に 『己より優れたる者を周囲に集めることに秀でたる者,ここに眠る』 |
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ウォルター・リストン |
米国 |
銀行家 |
『お金は歓迎されるところへ向かい,歓待されるところにとどまる』 |
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21 |
オノンダガ族 |
米国 |
アメリカ先住民 |
オノンダガ族の格言から 『人は山と蟻の中間だ』 |
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ー |
米国 |
警句 |
『悪い政治家をワシントンへ送り出すのは,投票しない善良な市民たちだ』 |
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22 |
チップ・ウォルター |
米国 |
科学ジャーナリスト |
『人類は未熟に生まれてきたからこそ生き残れた。 ネアンデルタール人が滅んだのは,多くの子孫を残すため,早く大人になろうと進化したからだ』 |
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ヴィトルト・リプチンスキ |
米国 |
都市学者 |
ネジの出現に 『突然謎のうちに” 登場した,曲がり柄錐や中世の卓上旋盤には,必要があったから” という論法はあてはまらない』 |
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ロバート・キャンベル |
米国 |
日本文学研究者 |
『(日本古典語の複雑なニュアンスを)学ぶことで自分が豊かになる』 |
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23 |
ジョセフ・キャロン |
カナダ |
元駐日カナダ大使 |
『日本はもはや島国ではない。 最後の国境は,頭の中にある』 |
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24 |
マーガレット・マクミラン |
歴史家 |
『歴史の研究が,謙虚であること・懐疑的であること・自らを自覚することを教える以外に使われないのであれば,歴史は役に立つものである』 |
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25 |
アインシュタイン |
ユダヤ人 |
最も偉大な物理学者 |
『知識には限界があるが,想像力は世界を包み込む』 |
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『私は天才ではない。 ただ人よりも長く一つのことと付き合っていただけだ』 |
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第二次世界大戦終結に 『我々は戦いには勝利したが,平和まで勝ち取った訳ではない』 |
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『第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。 私にはわかりません。 しかし,第四次世界大戦ならわかります。 石と棒を使って戦われることでしょう』 |
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『何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない』 |
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『賞賛による堕落から逃れる方法はただ一つ。 仕事を続けることである』 |
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26 |
アインシュタインの妻 |
最も偉大な物理学者の妻 |
米国の実験室の大型新装置を見て 『夫は同じことを使い古しの封筒の裏でやってますよ』 |
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ダニエル・バレンボイム |
ピアニスト |
『本物の自信と誇りは,他者との比較からは決して育たない』 |
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27 |
リヒャルト・ヴァイツゼッカー |
独国 |
旧西ドイツ連邦大統領 |
1985年の演説より: 『過去に目を閉ざす者は,現在にも目を閉ざすことになります』 , 『後になって過去を変えたり,起こらなかったことにするわけにはまいりません』 |
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フランク・シュタインマイヤー |
ドイツ連邦大統領 |
2020年の第二次大戦終戦75年式典で『不名誉なのは,責任を認めることではなく否定することだ』 |
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28 |
ショーペンハウエル |
哲学者 |
愛犬のアトマ(世界精神)に腹をたて 『人間め!!』 |
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ゲオルグ・リヒテンベルク |
思想家 |
『蠅は叩かれたくなければ蠅叩きの上にとまるのが安全である』 |
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アルフォンス・デーケン |
上智大名誉教授,神父 |
『よき死を迎えるには,よく生きること』 |
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ヴィーリー・ブラント |
元首相 |
『若い世代は過去に対して責任を負う必要はない』 |
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オットー・フォン・ビスマルク |
鉄血宰相 |
『良吏をもってすればなんとか政治はできる。 だが汚吏のもとではいかんともしがたい』 |
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ジャンピエール・リーブ |
元フランスラグビー代表主将 |
『ラグビーは子供をいち早く大人にし,大人に永遠の子供の魂を抱かせる』 |
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レフ・ニコライヴィッチ・トルストイ |
露国 |
文豪 |
『人生の道』より 『人間はそれぞれ自分の裁判官を持っている。---良心がそれである』 |
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ジョバンニ・ボッカチオ |
伊国 |
作家 |
デカメロンより 『この世のことはおよそ落ち着きがなく,いつもうつろい変化します』 |
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29 |
ダグ・ハマーショルド |
スエーデン |
第二代国連事務総長 |
『(国連は)人類を天国に連れて行くためではなく,地獄に落ちるのを防ぐため作られた』 |
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30 |
アルフレッド・ノーベル |
ダイナマイトの発明者でノーベル賞創設 |
ノーベルの遺言 『賞を授けるにあたって,国籍はいっさい考慮してはならない。 スカンディナビア人であろうがなかろうが,最も賞に値する人物が受けなければならない』 |
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グレタ・トゥンベリ |
環境活動家 |
国連演説で 『あなたたちが話すのは,お金のことと経済発展が永遠に続くというおとぎ話ばかり』 |
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ノーベル賞の選考委員のある教授 |
『Nobel(ノーベル)をNoble(尊い)と混同している人もいる』 |
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マルティネス監督 |
ベルギー |
2018年サッカーワールドカップ監督 |
『負けは失敗ではない。 失敗は勝ちを目指さないことだ 』 |
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31 |
フィンガボドッティル |
アイスランド |
元大統領 |
『女性の能力は金鉱。 もし女性にもっと発言権があれば,世界がどれだけ今より良くなるか想像してみて下さい』 |
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32 |
パブロ・カザルス |
スペイン |
20世紀最高のチェリスト |
『ほとんど例外なく,軽快さは最大の努力から生ずる』 |
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33 |
プルタルコス |
ギリシャ |
哲学者 |
『他者を憎む人の意図が相手を悪くする点にある』 憎悪は人を悪者に仕立てる機を覗う |
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イビチャ・オシム |
ボスニア・ヘルウエゴ |
元サッカー日本代表監督(2022年5月没) |
『肉離れ? ライオンに襲われた野ウサギが逃げ出すとき肉離れしますか? 準備が足りないのです』 |
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ヨーロッパのことわざ |
『地獄は善意の敷石で敷き詰められている』 |
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マーフィーの法則 |
『起きて欲しくないことは起きる』 |
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『起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる』 |
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『何かをしようとすると、先にやらなければならない何かが現れる』 |
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『プロジェクトの90%を終了させるには、決められた期間の90%の時間がかかる。残りの10%を終了させるにも、同じだけかかる』 |
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『落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する』 |
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『トイレやお風呂に入っている時に限って、宅急便が来たり電話が鳴ったりする』 |
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34 |
モフセン・マフマルバフ |
イラン |
映画監督 |
『埋められたのが地雷ではなく,小麦の種であったなら』 『米軍が爆弾でなく,本を落としていたら』 |
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35 |
マララ・ユスフザイ |
インド |
2014年に17歳でノーベル平和賞受賞 |
国連での演説で 『一人の子供,一人の教師,一冊の本,一本のペンが世界を変える』 |
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36 |
タゴール |
詩人 |
『人間の歴史は虐げられた者の勝利を忍耐強く待っている』 |
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マハトマ・ガンディー |
インド独立の父 |
『明日死ぬかのように生きよ。 永遠に生きるかのように学べ』 |
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大昔のインドの王 |
仏教書「三宝絵」の説話より |
『実語(真実のことば)は天に昇る橋,妄語(偽りのことば)は地獄へ入る道』 |
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37 |
オスカー・ピストリウス |
南アフリカ |
両足義足のオリンピックランナー 後に転落人生 |
『人々が障害(disability)ではなく,能力(ability)を,見てくれるようになった』 |
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38 |
オスカー・ピストリウスの母 |
義足オリンピックランナーの母 |
『敗者とは最後にゴールする人じゃない。 はなから出場を諦めちゃう人を言うんだよ』 |
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39 |
ネルソン マンデラ |
元大統領 人種差別廃止 |
『憎むように生れついた人間などいない。人は憎むことを学ぶのだ。 ならば愛することも学べるだろう。 愛は憎しみよりも自然に人の心に根付くはずだ』 |
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40 |
ウィンストン・チャーチル |
英国 |
1950年から英国首相 |
『悲観主義者はどんな機会を与えられても困難を見つけ,楽観主義者はどんな難しい状況でも機会を見つける』 |
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『議会の目的は殴り合いを議論に変えること』 |
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『成功とは、失敗に失敗を重ねても、情熱を失わない能力のことだ』 |
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『金を失っても気にするな。名誉を失っても、まだ大丈夫。でも、勇気を失ってしまったら全て終わりだ』 |
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『どの社会にとっても,赤ん坊にミルクを与えるほど素晴らしい投資は無い』 |
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『外交とは,相手の感情を損なうことなく明白な事実を伝える技術である』 |
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”一度も絵を描いたことのない人物が美術展の審査員をしています。いいものでしょうか?”という質問に 『べつに悪くはないでしょう。 私は卵を産んだことは一度もありませんが,卵が腐っているかどうかは分ります』 |
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『築きあげることは,多年にわたる長く骨の折れる仕事である。 破壊することは,たった一日の思慮のない行為で足りる』 |
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『政治的手腕とは,明日・来週・来月・来年どうなるかを予告する能力である』,『かつ,なぜそうならなかったかを説明する能力でもある』 |
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クレメント・アトリー |
1945年から英国首相 |
『(民主主義の基礎は) 他の人が自分より賢いかも知れないと考える心の用意である』 |
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41 |
E.H.カー |
歴史学者 著書『歴史とは何か』より |
『歴史とは解釈のことである』 『歴史とは現在と過去との対話である』 |
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ジョン・ロック |
政治思想家 |
『法が終わるところ,暴政が始まる』
「統治二論」より 『暴政とは権利を超えて権力を行使することであって,何人もそのようなことへの権利を持つことはできない』 |
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ジョン・ステユアート |
哲学者 |
『悪人が自分の目的を遂げるのに、善人が袖手傍観していてくれるほど好都合なことはないのです。』 |
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42 |
キャサリン妃 |
ウィリアム王子の妻 |
第一子誕生に 『今はとても特別な時間です。 初めて親になった人なら,この気持ちがわかるでしょう』 |
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43 |
マーガレット・サッチャー |
元英国首相,鉄の女 2013年4月没 |
首相が女性であることについて聞かれ 『分かりません。 男の首相をやったことがないから』 |
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『リーダーは好かれなくてもよい。 しかし、尊敬されなくてはならない』
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『考えは言葉となり, 言葉は行動となり, 行動は習慣となり, 習慣は人格となり, 人格は運命となる』 |
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政府の改革達成に最も必要なものは? 『政権交代が可能な,良い野党の存在です』 |
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44 |
ファラデー |
化学者 “ロウソクの科学”より |
『夜にダイヤモンドが光っているなら,それはその上に炎が輝いているからです』 |
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45 |
ダーウィン |
(言ったのはダーウィンではないらしい?) |
『この世に生き残る生き物は, 最も力の強いものか。 そうではない。 最も頭のいいものか。 そうでもない。 それは,変化に対応できる生き物だ』 |
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46 |
カーライル |
歴史家 |
『この国民にして,この政府』 ※国民は自分たちのレベルにあった政府しか持ちえない |
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47 |
ジョン・アクトン卿 |
歴史家 |
『権力は腐敗する。 絶対的な権力は絶対的に腐敗する』
『偉大な人間はたいていは悪人である』 |
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ウィリアム・シェークスピア |
作家 |
リア王より『どん底まで落ちてしまえば・・・・在るのは希望だけ』 |
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48 |
コナン・ドイル |
作家 |
シャーロック.ホームズ: 『(犯人は)打ち切るべき時を知るという才能がなかったのだ』 |
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アガサ・クリスティー |
作家 |
『女性にとって最良の夫は考古学者に決まってます。 妻が年を取るほど,夫が興味を持ってくれるでしょうから』 |
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ジェームス・M・バリー |
作家 |
ピーターパンより 『飛べるかどうかを疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう』 |
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ジョージ・ギッシング |
作家 |
『時がたつのが早いと感じるのは,人生というものがそろそろ分かったからだ』 |
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? |
作家 |
『最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で、悪辣で、馬鹿みたいなことをしている時に、それを言ってやることだ』 |
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オスカー・ワイルド |
詩人・劇作家 |
『自然は芸術を模倣する』 |
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『楽観主義者はドーナッツを見,悲観主義者はドーナッツの穴を見る』 |
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49 |
ネイチャー誌 |
イギリスの専門学術誌 |
小母方晴子さんのSTAP細胞の投稿論文を 『何百年にもわたる細胞生物学の歴史を愚弄している!』と却下! 後に掲載されたが,取り下げ |
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→ やはり論文は駄目だったようです! |
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シリル・ノースコート・パーキンソン |
歴史学者・政治学者
”パーキンソンの法則” |
『(役所の)仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』 |
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『(役所の)支出の額は、収入の額に達するまで膨張する』 |
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『公的な施設の完成は,その機関がピークを過ぎ,衰退に入った時点で実現する』 |
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50 |
バーナード・ショー |
劇作家 |
『科学は一つの問題を解決するのに,いつも十の問題を新たに作りだす』 |
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『人類に対する最大の罪は,彼らを憎むことではなく,無関心である』 |
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チャーリー・マッケンジー |
絵本作家 |
『たすけを求めることは,あきらめるのとはちがう。 あきらめないために,そうするんだ』 |
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エディ・ジョーンズ |
ラグビー監督 |
『私は常に“もっと良い選択肢がある”と考えて行動している。 勝手に限界を設けなければ,何かを達成できる』 |
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マイク・ゴールドスミス |
音響研究者 |
『騒音は常に人間と共にあった』 |
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ナポレオン・ボナパルト |
仏国 |
皇帝 |
『約束を守る最上の手段は決して約束をしないことである』 |
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51 |
ラ・ロシュフコー |
文人 |
『他人に対して賢明であることは,自分自身に対して賢明であることよりもたやすい』 |
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52 |
ポール・ヴァレリー |
作家・詩人 |
『われわれは後ろ向きに未来へ入ってゆく』 |
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ラ・フォンテーヌ |
詩人 |
『友だちという名称ほどありふれたものはないし,そのほんものほどめずらしいものはない』 |
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シモーヌ・ヴェイユ |
哲学者 |
『天才とは恐らく”暗夜”を通過する能力にほかならない』 |
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ピエール・ジャネ |
哲学者 |
『感じる時間の長さは年齢に反比例する』 |
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53 |
トマ・ピケティ |
2014年から急にブームの経済学者 |
『過剰な数式モデルは,内容の空疎さを隠す口実でしかない』 |
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『経済学者はもう少し実証的,歴史的な研究をするべきだ』 |
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54 |
ルネ・レリッシュ |
外科学者 |
外科学序説に 『医者は心の奥に,秘められたささやかな墓地を持っている』 |
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ローラン・ファビウス |
外相 |
COP21で 『すべての国が100%を要求すれば,結局は全員が0%しか得られない』 |
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55 |
ビスマルク |
ドイツ |
鉄血宰相 |
『政治とは可能性のアートである』 |
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イビチャ・イスム |
旧ユーゴスラビア |
サッカー日本代表元監督 |
『ライオンに追われたウサギが逃げ出すときに,肉離れをしますか? 準備が足りないのです』 |
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56 |
イ ミョン バク |
韓国 |
元大統領 |
『天皇が独立戦争で亡くなった方々を訪ね,心から謝るなら韓国に来なさい』 これが現役大統領の発言とは↓↓ |
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キム デ ジュン |
元大統領 |
『奇跡は奇跡的に起こりはしない』 |
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『リーダーは半歩前を歩くんです。 もし国民がついてこなければ,握った手を離さず,半歩下がって説得し,また半歩前に進むんです。 私はずっとそうしてきました』 |
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57 |
『列子』より |
中国 |
吉田茂が好んだ言葉 |
『呑舟の魚は枝流に游(オヨ)がず』 |
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58 |
「菜根譚」 |
明の古典より |
『花は半開を看,酒は微酔に飲む』 |
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陶淵明 |
詩人 |
「閑情の賦」より 『願わくば昼にありては影になり,夜にありては灯になりたい』 |
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59 |
中国大使館 |
在英中国大使館 |
英下院議員団の香港入りを拒み 『香港の返還後は,(1984年の中英)共同宣言は無効になった』 → 中国の常識は世界の非常識の一例! |
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60 |
マキャベリ |
イタリア |
ルネッサンス期の政治思想家 |
君主論から 『(君主の賢明さを評価する一番の方法は) その人物がどのような人間を周りに置いているかを見ることである』 |
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『戦争というものは、誰かが望んだ時に始まるが、しかし、誰かが望んだ時に終るものではない』 |
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カエサル |
古代コーマの政治家 |
『人は喜んで自己の望むものを信じるものだ』 |
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61 |
パウル・クレー |
スイス |
画家 |
『芸術は眼に見えるものを再現するのではなく,眼に見えるようにすることだ』 |
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62 |
チャーリー・チャップリン |
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喜劇王 |
『人生には三つのものがあればいい。 希望と勇気と少しのお金』 |
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『人生はクローズアップで見れば悲劇。 ロングショットで見れば喜劇』 |
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『私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。 人間とはそういうものだ。 相手の不幸ではなく,お互いの幸福によって生きたいのだ』 |
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『もし下を向いたままならが, 虹を決して見つけることはできないだろう』 |
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63 |
オズワルド・アルディレス |
アルゼンチン |
元アルゼンチン代表サッカー選手 |
『(サッカーの)代表監督というのは,国中で総理大臣の次に嫌われる存在』 |
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ホセ・ムヒカ |
ウガンダ |
2010〜2015年ウガンダ大統領 |
『貧乏とは,少ししか持っていないことではなく,限りなく多くを必要とし,もっともっとほしがることである』 :世界で一番貧しい大統領 |
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ことわざ |
バングラデシュ |
バングラデシュの諺 |
『費用と食事と睡眠と恐怖 ふやそうと思えばいくらでもふえる』 |
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アフリカ |
アフリカの諺 |
『早く行きたければ一人で進め。 遠くまで行きたければ,みんなで進め』 |
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J1 |
昭和天皇 |
日本 |
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A級戦犯の靖国合祀について 『松平(慶民)は平和に強い考えがあったと思うのに,親の心子知らずと思っている だから私はあれ以来(靖国に)参拝していない それが私の心だ』 |
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J2 |
松平 慶民 |
日本 |
靖国神社の宮司 |
1978年A級戦犯の靖国合祀を決めた松平は,かねてから 『全て日本が悪いという東京裁判史観を否定しない限り,日本の精神復興はできない』 と考えていたらしい |
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江田 智昭 |
日本 |
僧侶 |
『隣りのレジは早い』 『隣りの芝生は青い』の日本版 |
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J3 |
宮本 雄二 |
日本 |
2006〜2010年の中国大使 |
『世界中,隣国同士で仲が良いところはない。 だから冷静で客観的な目標を持たなければいけない』 |
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J4 |
馬淵 睦夫 |
日本 |
外交官,文筆家 |
『相手とどう対応するかという時に自分の教養が最後に力を発揮する』 |
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楠木 新 |
日本 |
働く意味を考える文筆家 |
『自分が本当に好きなことをしていて,大事だと思う役割を果たしている人は”いい顔”をしている』 |
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立花 隆 |
評論家+ |
知の巨人と言われる:2021年4月没 |
『山ほどの好奇心を抱えて,その好奇心に導かれるままに仕事をしてきた』 |
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J5 |
孫崎 亨 |
日本 |
元外務省国際情報局 |
『1895年の閣議決定を尖閣諸島の沖縄編入の根拠というが,100年ほどの領土を固有の領土と呼べるのか? 14世紀まで遡ると中国は尖閣諸島周辺まで軍事的影響力を及ぼしていたのも事実。 1951年のサンフランシスコ講和条約で日本は千島列島と台湾の領有権を放棄したので中国の主張にも一定の根拠はある』 → 『結局,現状のように実効支配状態で棚上げするのが日本にとって一番有利である』 |
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J6 |
浜田 邦夫 |
日本 |
元最高裁判事 |
与野党の政治家に 『知性と品性と理性を尊重するように。 少なくとも見せかけだけでも』 |
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J7 |
泉 徳治 |
日本 |
元最高裁判事 |
『少数者の人権を守ることができるのは裁判所しかないのです』 |
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J8 |
心屋 仁之助 |
日本 |
著書『すりへらない心・・・・・・』 |
『嫌な出来事のあとに 『おかげで (“・・・・のおかげで”)』をつけてみる』 |
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J9 |
高木 仁三郎 |
日本 |
反原発の科学者 |
『実際に生きている人間の直感の方が,科学的知を超えて物事の本質に迫る瞬間がある』 |
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J9 |
小沼 通二(コヌマミチジ) |
日本 |
物理学者 |
『日本は戦国時代や江戸末期には国内で戦争をしていた。 いま国内で戦争が起きる可能性があると思う人はいないだろう。 地球上だって同じだ』 |
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J10 |
岡 潔 |
日本 |
数学者 |
『本当に行きづまるためには,一旦指さしたら微動もしないという意思がいる。 行きやすい所を選んで行ったら,行きづまるということはあり得ない』 |
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J11 |
森 毅 |
日本 |
京大数学者で評論家 |
『討論は知の消費であり,おしゃべりは知の生産のため』 |
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『カシコ(賢い人)に教わるくらいアホでもできる。 アホから学べるのがほんまもんのカシコ』 |
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J12 |
中谷 宇吉郎 |
日本 |
氷雪研究者 |
『雪は天から送られた手紙である』 |
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J13 |
五来 重 |
日本 |
民俗学者 |
『キリスト教では『天国が実像で地獄は影』 日本仏教では『地獄が実像で天国は影』』 |
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J14 |
宮本 常一 |
日本 |
民俗学者 |
『はっと思ったら(写真を)撮れ, おやっと思ったら(写真を)撮れ』 |
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J15 |
寺田 虎彦 |
日本 |
物理学者,小説家 |
『科学者になるには自然を恋人としなければならない。 自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである』 |
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『科学の法則とは ”畢竟 自然の記憶の覚書”である』 |
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『文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその激烈の度を増す』 |
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『疑うがゆえに知り,知るがゆえに疑う』 |
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J16 |
川口 淳一郎 |
日本 |
宇宙航空研究開発機構『はやぶさ』リーダー |
『日本はこれまで製造の国でしたが, 創造の国に変わっていかなければなりません』 |
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J17 |
新井 英樹 |
日本 |
鉄道総合技術研究所・室長 |
『新しい技術は想定外の壊れ方をする恐れがある。 安全第一の鉄道では故障が出尽くした”枯れた技術”が求められる』 |
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J18 |
鶴見 俊輔 |
日本 |
哲学者 |
『深くねむるために 世界はあり/ねむりの深さが 世界の意味だ』 |
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片山 善博 |
日本 |
法哲学者 |
『説明責任(答責性)とは,きちんと説明しないと首が飛ぶという緊張感ある概念だ』 |
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池田 晶子 |
日本 |
哲学者,文筆家 |
『14歳からの哲学』より 『”社会” なんてものを目で見た人はいないのに,人はそれが自分より先に,存在するものだと思っている。 思い込んでいるんだ』 |
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瀬戸内 寂聴 |
日本 |
天台宗尼僧・小説家 2021年没 |
『愛することは,許すことです』 |
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幸田 文 |
日本 |
随筆家・小説家 露伴の次女 |
「老いじたく」より 『くろうと(玄人)はどの道の人も,みな(皆)あと片付けがうまい』 |
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正岡 子規 |
日本 |
俳句 |
『・・・・,悟りという事は如何なる場合でも平気で生きている事であった』 |
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J19 |
丸山 真男 |
日本 |
政治学者 |
『人間とは,実は”取扱注意”の品物だ。 善い方にも悪い方にも転び,状況によって天使になったり悪魔になったりする』 |
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J20 |
蓑原 俊洋 |
日本 |
政治学者 |
『恐怖と不安から生まれた政策は愚行にしかならず,必ず歴史の汚点として後世に残る』 |
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J21 |
倉田 秀也 |
日本 |
防衛大教授 |
『安全保障研究は悲観論であるべきだ。 悲観論は裏切られれば幸い,楽観主義が裏切られれば取り返しがつかない』 |
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J22 |
中島 岳志 |
日本 |
政治・歴史学者 東工大教授 |
『この静かな日常を次の世代に受け渡すことが保守の最大の目標である。 そのために永遠の微調整を続け,日々の暮らしを大切にしていくことが保守の姿です』 |
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J24 |
野中 尚人 |
日本 |
学習院大教授 政治学者 |
『日本の首相は内閣や国会で殆ど正式な権能を持たない【弱い首相】の典型 自由な解散権という残された武器で何とか頑張ろうとする』 |
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鶴見 太郎 |
日本 |
東大准教授 歴史社会学 |
『熱中した会話ほど,実は記憶に残らない』 |
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J25 |
上野 千鶴子 |
日本 |
社会学者 |
『男はどちらかと言えば,自分を実力以上にかさばらせて見せたい動物だ』
『(論争ケンカの時も)相手にとどめを刺しちゃいけません』
『コトバは現実ではない。 むしろ,コトバが現実をつくる』 |
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J26 |
日野原 重明 |
医学 |
百歳の現役医者 |
『何か新しいことを始める気持ちがあれば,人は老いることはない』 |
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聖路加病院で現役医者 |
“いのちの授業”で小学生たちに 『命とは,きみたちが使える時間のことなんだよ』 |
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J27 |
鎌田 實 |
医学 |
医師 |
『人間の芯がちゃんとつくられるためには,やっぱり無条件で抱きしめられる,愛された時期が少しでもあることが大事なのだと思います』 |
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養老 孟司 |
医学 |
解剖学 |
『わかろうとする努力は大切。 でも,わかってしまってはいけない』 |
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J28 |
矢作 直樹 |
医学 |
東大病院,救命救急医師 |
『人はいつか死ぬという, 当然のことを忘れているように見受けられる患者さんやご家族が増えました』 |
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J29 |
海原 純子 |
医学 |
心療内科 |
『人生の大事な決断は心のエネルギーが低下している時にしてはいけません。 間違った選択をすることがあるからです』 |
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秋月 辰一郎 |
医学 |
長崎で被爆 |
『全面火傷,腐敗した傷の人びと・・・・・・・それらの群れが地に充ち,川を埋めたのが原爆である』 |
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J30 |
小泉 武夫 |
医学 |
発酵学者 |
『食育の大事さが注目されていますが,食育すべき相手は子供ではなく,お父さんやお母さん,つまり大人なのだと思う』 |
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J31 |
遠田 晋次 |
医学 |
東北大教授:地震地質学 |
『世界の地震の10分の一は日本とその周辺で起きている。 日本で起きている地震の10分の一は首都とその周辺で起きている』 |
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J32 |
ある日本人の移植外科医 |
医学 |
ピッツバーグ大 |
『10人に手術をして8人が成功したら, 米国では “8人が助かって良かったじゃないか” となるが, 日本なら2人の失敗をたたかれる 』 |
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なだいなだ |
医学 |
精神科医・作家 |
『人間が二人集まります。 力は倍になります。 しかし,責任は半分になったと感じるのです』 |
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J33 |
植島 啓司 |
日本 |
宗教人類学 著書『心コレクション』より |
『神さまだって,人間なんだから』 神頼みの予想などが外れた時によく使われる |
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J34 |
猪木 正道 |
日本 |
京大名誉教授:2012年11月没 |
『平和を唱えてさえいれば実現すると考えている人が多いけど,冗談じゃない。 平和というものは闘いとるもの』 |
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J35 |
加藤 信朗 |
日本 |
ギリシャ哲学者 |
『明治以来,日本人は特別なのだ,という意識で隣国と付き合ってきたのではあるまいか。
結果として,互いに”同じ人間である”という親しさの内に生きる秩序を作り出せなかった』 |
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J36 |
内田 樹(タツル) |
日本 |
思想家 |
『自分の支持者や賛同者の代表しかできない人は,どれほど巨大な組織を率いていても「権力をもつ私人」にすぎない』 |
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梅原 猛 |
日本 |
哲学者,梅原日本学:2019年1月没 |
『子供らしさというのは,やはり創造するための大きな条件です』だから『人間は赤ん坊になるために勉強するのです』 |
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J37 |
小和田 哲男 |
日本 |
歴史学者 |
『敵への包容力が自分を強くする近道なのです』 |
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塩野 七海 |
日本 |
歴史作家,小説家 |
ローマ人の物語より: 『(ハンニバルのごとき)優れたリーダとは,優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。 率いられたいる人々に,”自分たちがいなくては”と思わせることに成功した人でもある』 |
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J38 |
中谷 治宇二郎 |
日本 |
考古学者 |
『人を相手に学者になるのは易いが学問を相手に学者になるのは大変なことです』 |
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J39 |
中井 均 |
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滋賀県立大教授,近世考古学 |
『天守台が残る敷地内に子供達の歌声が響いているのを聞き,城跡にある学校に通うことは,誇りや自信につながると感じた』 |
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J40 |
養老 孟司 |
日本 |
解剖学者解剖学者 |
『一方でなにかを得れば,他方でなにかを失う。 すべてを得ようとするのは,強欲というものではないか』 |
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想像性とは 『要するに自分の天職を詰め切ること』から生まれるのだ |
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『人間の身体をつくる分子は7年ですべて入れ替わる,と言われている。 すると(77歳の私は)11回も入れ替わったことになる』 |
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養老孟司の母 |
日本 |
小児科医 |
孟司に 『お前には心はかけたけれど,手はかけなかった』 |
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J41 |
永井 隆 |
日本 |
医学博士,文学者『長崎の鐘』 |
『科学とは真理に恋することさ』 |
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J42 |
永田 和宏 |
日本 |
細胞生物学者,歌人 |
『生命とは,敵を織り込み済みのしたたかなシステムなのです』 |
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J43 |
大村 智 |
日本 |
薬学者,2015年のノーベル医学生理学賞 |
『薬が実際に使えるようになるには何百人,何千人がかかわっている。 実際はみんなで表彰されなくてはいけないと思う』 |
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J44 |
大隅 良典 |
日本 |
2016年オートファジー研究でノーベル医学生理学賞 |
『人間の身体は毎日約200〜300gのタンパク質を作っているが,食事では約70〜80gしか摂取していない。 アミノ酸のほとんどは体内のタンパク質の分解に由来する』 |
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中谷 宇吉郎 |
日本 |
物理学者 雪の結晶 |
『雪の結晶は,天から送られた手紙である』 |
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鶴田 想人 |
日本 |
植物学史 |
『決定的な証拠がない限り何も信じないという態度は,直ぐに信じすぎるという態度に劣らずW非科学的”なのだ』 |
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日本遺伝学科 |
日本 |
2017年に変更 |
『劣性遺伝 → 潜性遺伝 優性遺伝 → 顕性遺伝』 |
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J45 |
金田一 晴彦 |
日本 |
国語学者 |
『夕有風立秋』 : ”ユーアルフーリッシュ” |
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J46 |
夏野 剛 |
日本 |
慶大教授,実業家 |
『リーダーは上がりのポストではなく,改革を実行断行するポストであることを自覚のない人が多い』
『甘えがある人をリーダー層にしないこと』 |
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岸 政彦 |
社会学 |
社会学者 |
『偉大な天才って,オリジナルを発明したんじゃなくて,誰でも真似できるものを発見した人だと思う』
『独創的とは,未知のジャンルがそこから立ち上がるスタンダードを創ることだ』 |
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J47 |
上田 紀行 |
日本 |
文化人類学者 |
『お天道さまを意識することのない若者も,神社でもらったお守りをハサミで切り刻めと言われたら,とてもできまい。 罰が当たるとか,何かに見られているといった伝統的な感覚は,今も日本人の心にある』 |
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鶴見 良 |
日本 |
人類学者,アジア研究者 |
『大きなものに憧れるという姿勢を どこかでこわしたいんです』 |
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J48 |
長谷川 如是閑 |
日本 |
言論人 |
エジプト人の自慢 : 『わが国には象形文字という複雑難解な文字がある!』
英国人の言い返し : 『わが国には鉄道の時刻表がある!』 |
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柳 宗悦 |
日本 |
民芸運動,思想家 |
『美術は理想に迫れば迫るほど美しく,工芸は現実に交われば交わるほど美しい』 |
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J49 |
村上 太輝夫 |
日本 |
朝日新聞 |
『権威を示さなくてはならない政治家は,もろい部分を抱えているのかも知れない』 |
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小倉 薫 |
日本 |
広島原爆資料館3代目館長 |
『人類史の縦軸に1本だけ横軸をひくなら,どこか。 それは1945年8月6日午前8時15分である』 |
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J50 |
赤瀬川 原平 |
日本 |
作家,随筆家,路上観察者 |
『物忘れがひどくなったのは,年取った・耄碌した・ボケたと考えず老人力がついたと捉えよう』 |
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倉島 厚 |
日本 |
気象キャスター;2017年没 |
『日の差す方角ばかり探している人に,虹は見えない』 |
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『人生の長期予報は当たりません』 |
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東京大空襲で焼け出された女性の証言 |
日本 |
昭和20年3月10日米軍B29の焼夷弾で一般市民10万人が死亡
罹災者は100万人以上
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『風が吹くとバーナーの炎みたいになって降りかかる。 髪に火がついて転げまわる人もいた。 人間が生きながら焼き殺される』 |
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J51 |
増田 裕太 |
日本 |
大洗町消防本部消防士 |
『避難して下さい』 → 目の前に迫る津波に → 『緊急避難命令。 高台に避難せよ!』 |
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J52 |
西岡 常一 |
日本 |
法隆寺宮大工の棟梁 |
幸田文 : 『切るってどういうことですか?』 西岡 : 『いい面を二つ取ることです』 |
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”道具はモノではなく,肉体の先端だ” 『道具多く持ってるやつほど下手や』 |
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『佐田建美』の職人 |
日本 |
岡山の組子細工会社の職人 |
『言われたことをやるだけでなく,相手の期待以上のことをするのがプロの仕事』 |
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J53 |
勝 海舟 |
日本 |
幕末の幕臣 語録『氷川清話』より |
『下がった相場はいつかは上がる。 寝ころんで待つのが第一さ』 |
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大塩 平八郎 |
日本 |
江戸時代の儒学者 |
『山中の賊を破るは易く,心中の賊を破るは難し』 |
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J54 |
三笠宮 寛仁親王 |
日本 |
ひげの殿下:2012年6月没 |
『一番好きなものは “人間” 』 |
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J55 |
樋口 広太郎 |
経営 |
元アサヒビール社長:2012年9月没 |
『前例がない。 だからやる』 |
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『チャンスは貯金できない』 |
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J56 |
鳥井 信治郎 |
経営 |
サントリーの創業社長 |
『やってみなはれ,やらなわかりまへんで』 |
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J57 |
本田 宗一郎 |
経営 |
ホンダの創業社長 |
『良いアイデイアがなければ,「金の袋」を抱いていても,時代のバスに乗り遅れる』 |
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『心の緩みの失敗には,私は寛容の心を持ち合わさない。 しかし,新しい木登り技術を学ぶため落ちるなら,尊い経験として奨励したい』 |
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『大いなる若気の至りが個性の芽を育てる』 |
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『成功は99%の失敗に支えられた1%だ』 |
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『世界中,どこのどんな人間にも平等に与えられているものは時間しかない』 |
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『僕は,本を読むのが嫌いだ。 本というものは過去のものしか書いていない』 |
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『(人との)出会いがあっても,自分が好かれなくては相手もついてこない』 |
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J58 |
森 稔 |
経営 |
森ビルの創業者 |
『ただビルを建てるのではなく,最先端の街をつくることが森ビルの存在意義である』 |
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J59 |
石坂 泰三 |
経営 |
元東芝社長,元経団連会長 |
『ぼくの体のことは,80年もつき合っているぼくが,いちばんよくわかっている。 15分や20分ぐらい診た医者にわかってたまるか』 |
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J60 |
宮内 義彦 |
経営 |
オリックスの元会長 |
『ビジネスも外交も,人間の触れ合いですから,完勝してはいけない』 |
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J61 |
高井 昌史 |
経営 |
紀伊国屋書店社長 |
『読書は忘れた頃に知恵となる』 |
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J62 |
一万田 尚登 |
金融 |
元日銀総裁 |
ジョーク集 『焼け板に水』 『お茶飯前』 『机上の楼閣』 |
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J63 |
出雲 充 |
経営 |
ユーグレナ(ミドリムシ)企業家 |
新事業参入で 『参入するときは,誰も教えてくれない。 でもはじかれる時は,それで徹底的にはじかれる』 |
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J64 |
山寺 純 |
経営 |
会津若松市のベンチャー |
『僕らが福島でやりたいのは”金継ぎ”なんです』 金継ぎ : 陶磁器の伝統的な修復法 |
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J65 |
薄田 泣菫 |
日本 |
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随筆:そう木虫魚より 『人の寝顔を見ると, いろいろな意味で自分を賢くすることができるものだ』 |
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J66 |
相場の格言 |
日本 |
− |
『おごるなよ 丸い月夜もただ一夜や』 『二番底は黙って買え』 |
|
『山,高ければ谷深し 谷,深ければ山高し』 |
|
『もうはまだなり,まだはもうなり』 |
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J67 |
− |
− |
− |
『瓜(ウリ)にツメあり, 爪(ツメ)にツメなし』 |
|
− |
− |
− |
『福に徳あり,フグに毒あり』 『ハケに毛あり,ハゲに毛なし』 |
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J68 |
田中 章義 |
日本 |
バングラデシュの言い伝え |
『ゆっくり歩いて休まない。 そんな人には誰もかなわない』 |
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J69 |
入江 相政 |
日本 |
昭和天皇の侍従長 |
『そら豆とビールは五月場所のさじきが一番うまい』 |
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J70 |
徳川 頼宣 |
日本 |
徳川将軍 |
14歳の時に大坂夏の陣で功なく 『吾れ復た十四歳あらんや』 |
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J71 |
勝 海舟 |
日本 |
明治維新の幕府側の主役 |
10年後の日本を尋ねられ 『10年後のことがことが分かれば,世間は俺を勝伯爵ではなく勝大明神と呼ぶだろう』 |
|
|
宮本 武蔵 |
日本 |
剣道・芸術の二刀流 |
五輪書より 『千日の稽古を鍛とし,万日の稽古を錬とす』 |
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J72 |
伊達家の家法 |
日本 |
『伊達政宗壁書』 |
『朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし』 |
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J73 |
会津藩藩士の教育組織 |
日本 |
『什の掟』より |
『ならぬことはならぬものです』 |
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|
長岡藩 |
日本 |
藩訓より |
『常在戦場』 有事に備え,平和を望みつつも,事に際し黙々と責務を果たす |
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J74 |
上杉 鷹山 |
日本 |
米沢藩主 |
←→ 『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』 今年(2013年)だけは会津の勝ち ! |
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J75 |
深田 久弥 |
日本 |
登山家 “日本百名山”より |
『この日本一の山について今さら何を言う必要があろう』 |
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『世界各国にそれぞれ名山がある。 しかし, 富士山ほど一国を代表し,国民の精神的資産となった山はほかにないだろう』 |
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J76 |
田部井 淳子 |
日本 |
登山家 2016年10月死去 |
がん性腹膜炎を克服して : 『病気にはなったけど,病人にはならない』 |
|
『さあまた登れ,一歩を。 いつか必ずこの一歩が終わる時が来る』 |
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雪崩に襲われ撤退を決め : 『(頂上に立つことより)行った人数と帰りの人数が同じであることの方がずっと大事だ』 |
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J77 |
よみびと知らず |
− |
− |
『日本を去る間際に富士を見た者は, 必ずまた戻ってくる』 |
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J78 |
宝塚歌劇団 |
|
”ブスの25箇条” |
『(ブスは)人生においても仕事においても意欲がない』 |
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J79 |
小宮 山正 |
日本 |
“強力伝” のモデルとなった人 |
『貧しさは傷にならない』 |
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J80 |
大蔵省の某局長 |
日本 |
− |
国会答弁で 『先生のおっしゃることは,まことにご無理ごもっともで・・・・・・』 |
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|
吉田 茂 |
政治 |
政治家 |
『権力に左右されるような政治家は,また別の権力が現れた場合には意気地なくこれになびくものだ』 |
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『忙しいと疲れたは,自慢にならん』 |
|
『忍耐がどんな難問にも,解決策になる』 |
|
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後藤 新平 |
政治 |
政治家 “大風呂敷” |
『御親兵一割の損』 : 自分は身びいきしないから側近になれば損する |
|
『金を残して死ぬ者は下だ。 仕事を残して死ぬ者は中だ。 人を残して死ぬ者は上だ。』 |
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J81 |
田中 角栄 |
政治 |
政治家 |
政治家の失言に関連して 『言っていいこと悪いこと,言っていい人悪い人,言っていい場所悪い場所』 |
|
『初めに結論を言え。 理由は、三つに限定しろ。 分かったようなことを言うな。 気の利いたことを言うな。 そんなものは聞いている者は一発で見抜く。借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる』 |
|
『国の方向を示すのが政治家の役目だ。それが出来なければ役人以下だ』 |
|
『いやなことは、その日のうちに忘れろ』 |
|
|
福田 赳夫 |
政治 |
政治家 |
『民の声は天の声というが,天の声にも変な声もたまにはあるな,』 |
|
|
田中 真紀子 |
政治 |
政治家,角栄の娘 |
『小渕恵三は「凡人」,梶山静六は「軍人」,小泉純一郎は「変人」』 |
|
|
金丸 信 |
政治 |
政治家 |
『無事の橋本,平時の羽田,乱世の小沢,大乱世の梶山』 |
|
|
志田 陽子 |
憲法 |
武蔵野美教授 |
『国家と憲法は,氾濫するおそれのある川と,護岸工事をした岸の堤防のような関係です』 |
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J82 |
平松 守彦 |
政治 |
元大分県知事 2016年8月死去 |
『グローバルに考え,ローカルに行動せよ』 |
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J83 |
小林 研一郎 |
日本 |
指揮者 |
ことわざより 『運命の女神に後ろ髪はない』 |
|
J84 |
山本 直純 |
日本 |
指揮者 |
3歳年下の小澤征爾に 『お前は世界の頂点を目指せ。 オレは日本でクラシックの土壌を耕して待っている』 |
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吉田 秀和 |
日本 |
音楽評論家 |
『芸術は生活の根なのです』 |
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J85 |
棟方志功 |
日本 |
人間国宝の版画家 |
『版画はどこか印刷くさい。 僕の板画はもっと生身のものです』 |
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山藤 章二 |
日本 |
似顔絵画家 令和6年没 |
『僕に似顔絵を描かれた人のほとんどが怒っていると思いますよ』 |
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J86 |
山本 周五郎 |
文学 |
小説 “さぶ” の老人 与平の言葉 |
『能のある一人の人間が,その能を生かすためには,能のない幾十人という人間が,目に見えない力を貸しているんだよ』 |
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J87 |
有吉 佐和子 |
文学 |
作家 |
『わたし,芥川賞をいただきそこねているので,あの季節が来るとイライラしますよ』 |
|
J888 |
井上 ひさし |
文学 |
劇作家 |
『人生つらいことが多い でも “人生はまんざらじゃない” 』 |
|
『むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく』 |
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J90 |
安岡 章太郎 |
文学 |
作家 |
『犬を連れて散歩するとき, 自分では犬を引っ張っているつもりでも, 本当はたいてい犬が人間を引っぱっている』 |
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J91 |
太宰 治 |
文学 |
作家 |
”津軽”より 『大人とは,裏切られた青年の姿である』 |
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『人は,あてにならない,という発見は,青年の大人に移行する第一課である』 |
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J92 |
寺田 虎彦 |
文学 |
作家,物理学者 |
『ものを怖がらなすぎたり, 怖がりすぎたりするのはやさしいが, 正当に怖がることはなかなか難しい』 |
|
『科学者になるには自然を恋人としなければならない。 自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである』 |
|
J93 |
寺山 修司 |
文学 |
作家 “誰か故郷を想わざる”より |
『必勝を獲得し,偶然を排したとき, 人は幸運に見捨てられる』 |
|
J94 |
高橋 秀美 |
文学 |
ノンフィクション作家 |
『どんな制度でも悪用したり,甘える人はいるものです。 だからと言ってその制度自体が悪いわけではありません』 |
|
J95 |
高橋 源一郎 |
文学 |
作家 |
『社会の問題を自分の問題として考え,自分の言葉で伝える言葉だけが遠くまで届く』 |
|
J96 |
石川 好 |
文学 |
作家 |
『巨大な票が動く東京の選挙には,当選者の自己評価を誤らせる《魔物》が住んでいる』 過信という罠 |
|
J97 |
開高 健 |
文学 |
作家 |
『精神の疲労はアルコールを求め,肉体の疲労は甘味を求める』 |
|
J98 |
伊集院 静 |
文学 |
作家,エッセイスト |
『友情,というのは家族愛とか恋愛と比べてもかなり上等な部類の精神だというのがぼくの考え方なんだ』 |
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J99 |
堺屋 太一 |
文学 |
作家,評論家 |
『(大阪万博は) ”日本は規格大量生産ができる” と世界に宣伝する場となった』 |
|
|
半藤 一利 |
文学 |
作家 |
『(日本人は往々にして) 「起きて困ることは、起きないのではないか」 → 「起きないに違いない」 → 「絶対に起きない」 と思い込むクセがある』 |
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加藤 周一 |
文学 |
評論家 |
『政治家に期待できる最高の美徳はおそらく ”偽善” だろう』 |
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J100 |
永 六輔(編集) |
日本 |
放送作家,作詞家,タレント
2016年7月死去 |
『人間は病気で死ぬんじゃない。 寿命で死ぬんだよ』 (二度目の大往生より |
|
『有名になってしまったことで,どれだけ人間としてマイナスになっているか 気が付いていない』 |
|
『世の中は無名人のものなのだ』 |
|
J101 |
山本 周五郎 |
文学 |
小説家 |
時代小説「さぶ」より 『どんなに賢くっても,にんげん自分の背中を見ることはできないんだからね』 |
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|
吉川 英治 |
文学 |
小説家 |
『我以外皆我師 : 会う人,出会うもの,すべて我が師なり』 |
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J102 |
司馬 遼太郎 |
文学 |
小説家 |
『伝統工芸は九割が技術で, あと一割が魔性である』 |
|
J103 |
村上 春樹 |
文学 |
小説家 |
『腹が立ったら自分にあたれ, 悔しかったら自分を磨け』 |
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J104 |
車谷 長吉 |
文学 |
小説家 |
『齢を取るということは,自分の持ち時間を失て行くということです』 |
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J105 |
河野 多恵子 |
文学 |
小説家:2015年1月没 |
『わたしは,自分が人間として成長しなくちゃなんて,ぜんぜん思わないの』 |
|
|
浅田 次郎 |
文学 |
小説家 |
『(小説の)涙は非情のヤツじゃないと書けないと思う』 |
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J106 |
江戸川 乱歩 |
文学 |
探偵小説家 |
『うつし世は夢 よるの夢こそまこと』 |
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J107 |
船戸 与一 |
文学 |
冒険小説家:2015年4月没 |
『何かをすべきときにしなかった後悔。 そればかりだった。 何かをしたために生じる後悔。 一度くらいそんな後悔がしてみたい』 |
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J108 |
赤瀬川 原平 |
文学 |
小説家,芸術家,路上観察者 |
『紙の辞書は,引いた語句の両脇の語句が視界に入る。 この種のノイズが文化を生む』 |
|
|
『ふつうは歳をとったとか、モーロクしたとか、あいつもだいぶボケたとかいうんだけど、そういう言葉の代りに、「あいつもかなり老人力がついてきたな」というふうにいうのである。
そうすると何だか、歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい』 |
|
J109 |
野坂昭如 |
文学 |
作家,歌手,タレント:2015年12月没 |
『戦争をしてはならない。 巻き込まれてはならない。 戦争は何も残さず,悲しみだけが残るんだ』 |
|
J110 |
『戦争は気がついた時にはすでに始まっているものだ』 |
|
J111 |
久世 光彦 |
文学 |
小説家,演出家 |
『いちばん美しいものは,いちばん凶凶マガマガしいものと背中合わせにいる』 |
|
『あの夏の青空に,私たちは戦前という忘れ物をした』 |
|
J112 |
青木 新門 |
文学 |
作家で納棺師 |
『死期を悟って,死を受け入れたと思える人の遺体は,みな枯れ木のようで,そして柔かな笑顔をしています』 |
|
|
出久根 達郎 |
文学 |
作家 |
『人は年を重ねれば重ねるほど,他人の欠点が見えてきて,反対に自分の欠点が見えなくなります』 |
|
|
山口 瞳 |
文学 |
作家 |
ある映画監督から聞いた言葉 『人間は少しぐらい品行は悪くてもよいが,品性は良くなければいけない』 |
|
J113 |
長谷川 伸 |
文学 |
大衆作家 |
『物語を書くのではない。 人間を書くんだ』 |
|
J114 |
堀口 大學 |
文学 |
詩人・歌人,文学者 |
我が詩法より 『言葉は浅く,意(こころ)は深く』 |
|
|
頭木 弘樹 |
文学 |
文学者,カフカ研究者 |
『人間は食べて出すだけの管である。 だが悩める管である』 |
|
J115 |
早乙女 勝元 |
文学 |
作家,東京大空襲・戦災資料センタ長 |
『平和のために何ができるか。 誰にでもすぐできる第一歩は,学ぶこと』 |
|
J116 |
小田 実 |
文学 |
作家,政治運動家 |
『古今東西,人間みなチョボチョボや』 |
|
|
五味 太郎 |
文学 |
絵本作家 |
『大人からくる意見は聞くな。 必要だったら,自分から質問しなよ』 |
|
J117 |
新島 繁 |
文学 |
ドイツ文学者 |
『日本人は責任を追及しない。 なぜなら自分が追及されたくないから』 |
|
|
池内 紀(おさむ) |
文学 |
ドイツ文学者 |
『人間は用がないと,かえって勤勉になる』 |
|
|
外山 滋比古 |
文学 |
エッセイスト,言語学,英文学 |
”お金の整理学”から 『定年後が退屈になる原因の一つは,「失敗」する機会がないことだ』 |
|
|
渡辺 一夫 |
文学 |
フランス文学者 |
『寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容たるべきでない』 |
|
J118 |
加島 祥造 |
文学 |
詩人 |
『悲しみの中にいたら,そこから何とか出ようとするのが人間だよ』 |
|
J119 |
吉野 弘 |
文学 |
詩人 |
祝婚歌より 『二人が睦まじくいるためには,愚かでいるほうがいい』 |
|
奈々子により 『ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ』 |
|
J120 |
サトーハチロー |
文学 |
詩人 |
巨人の沢村栄治投手に 『戦争は,あなたを失くしたことだけでも,罪悪である』 |
|
|
千利休 |
日本 |
茶道 |
『右の手を扱う時は,わが心左の方にあるとしるべし』 |
|
J121 |
のぶみ |
日本 |
絵本作家 |
『自分が試されているなと思う時,それを僕は ”神様試験” と呼んでいます』 |
|
J122 |
串田 孫一 |
日本 |
哲学者で随筆家,山を愛す |
『純潔といい,正義といい,非常によく理解できる言葉は人を惑わすから気をつけなさい』 |
|
|
花森 安治 |
日本 |
『暮らしの手帳初代編集長 |
『(諺に)貧者よくオゴリ富者出シ渋る。 自分のこと以外に、一銭も出さぬものです』 |
|
J123 |
松浦 弥太郎 |
日本 |
『暮らしの手帖』編集長 |
『頭つかわず心を使う』 |
|
J124 |
倉本 聰 |
日本 |
脚本家 |
『収穫はドラマの終章である。 種まきからつき合った者のみが終章の感動を味わうことができる』 |
|
|
山田 太一 |
日本 |
脚本家 |
『1位の人に話を聞いて,”頑張ればできる”,というのは一般論にならない』 |
|
J125 |
藤岡 和賀夫 |
日本 |
コピ―ライター:2015年没 |
1970年の富士ゼロックス社のCM 『モーレツからビューティフルへ』 |
|
J126 |
出石 尚三 |
日本 |
服装評論家 |
『男は自らの誇りを示すために,帽子をかぶるのである』 |
|
J127 |
徳大寺 有恒 |
日本 |
自動車評論家 |
トヨタの燃料電池車ミライに試乗して 『うまくいくかどうかはわからない。 でも、世界で最初に出すことがすごいんだ。 うれしいじゃないか』 |
|
J128 |
中島 道雄 |
日本 |
タレント森脇健児の恩師 |
『努力する者,夢語る。 さぼる人間,ぐち語る』 |
|
洛南高校陸上部顧問 |
『一番目指すより,一流目指せ』 |
|
J129 |
六代目 尾上菊五郎 |
日本 |
近代歌舞伎最高の名優 |
『客席に背中を向けるときはベロを出していても,客を泣かせなけりゃいけない』 |
|
|
八代目 桂文楽 |
日本 |
昭和の名人 落語家 |
『つらいことがあったら芸だと思いなよ』 |
|
|
葛飾 北斎 |
日本 |
浮世絵師 |
『天が私にあと10年の時を,いや5年の命を与えてくれるなら,本当の絵描きになってみせるものを』 |
|
|
山下 清 |
日本 |
放浪の貼り絵画家 |
『みんなが爆弾なんか作らないで,きれいな花火ばかり作っていたら,きっと戦争なんて起きなかったんだな』 |
|
|
タモリ |
日本 |
テレビタレント |
『やる気のあるものは去れ』 |
|
『自分も含めて皆たいした人間じゃない』 |
|
|
萩本 欽一 |
日本 |
コメディアン |
『運って正面からではなく,後ろから来る』 |
|
|
片岡 鶴太郎 |
日本 |
画家・タレント |
『利き手と逆の手で描いてみよう』 |
|
『心が貧しいと人を責めたくなる。 心が卑しいと人の欠点ぱかり見えてくる。 心豊かになるとひとのいいところが見えてくる。 若くても人の褒め称えが出来る人は人の上に立てる』 |
|
J130 |
阿久 悠 |
日本 |
作詞家 |
『(美空ひばりは)敗戦の焦土が誕生させた突然変異の生命体で,しかも人を救う使命を帯びていた』 |
|
|
星野 哲郎 |
日本 |
作詞家 |
『ひとりの人生があって,もうひとりの人生が生まれる』 |
|
J131 |
雪村 いづみ |
日本 |
歌手 |
『すべての出来事は,一番いい事のために起こる』 |
|
|
三波 春夫 |
日本 |
歌手 |
?『お客様は神様です』 → ◎『神前で祈るようにまっさらな心でなければ,完璧な芸はできない。 お客様を神様とみて歌う』 : これが正しかった本人のセリフ! |
|
J132 |
中村紘子 |
日本 |
ピアニスト 2016年7月死去 |
『私の生きる場所は,この舞台の上』 |
|
J133 |
作詞家秋元康の父親 |
秋元康に 『お前が稼ぐ百万と俺が稼ぐ百万は違う!』 |
|
J134 |
古川 ロッパ |
役者 |
役者 |
『(客)の入りがよくなると機嫌が悪くなるのは,いい興行師なり』 (いい舞台を見せる責任を伝える日記の言葉) |
|
J135 |
殿山 泰二 |
俳優 |
俳優,エッセイイスト |
エッセイから 『部外者以外立ち入り禁止』 |
|
三文役者あなあきい伝から 『人生というものはダラダラと始まり,そして ズルズルと終る』 |
|
|
緒形 拳 |
俳優 |
俳優 |
岡田准一に 『長く仕事をすると,飽きが来る。 自分に飽きるなよ』 |
|
|
橋爪 功 |
俳優 |
俳優 |
『役者は人が悪いか育ちが悪いかじゃないとなかなか大成しない』 |
|
J136 |
蜷川幸雄 |
演出家 |
舞台演出家 2016年5月死去 |
『まだもっと良くなると信じているから』 |
|
『皆が右に行っても,自分が左だと思ったら,左に行ける人になれ』 |
|
『最後まで枯れずに,過剰で創造する仕事に冒険的に挑む疾走するジジイでありたい』 |
|
J137 |
大滝 秀治 |
俳優 |
役者 : 2012年10月没 |
キンチョールの宣伝で岸部一徳の説明に対し 『つまらん! お前の話はつまらん!』 |
|
J138 |
森 光子 |
俳優 |
女優:2012年11月没 |
『あいつよりうまいはずだが なぜ売れぬ』 |
|
J139 |
原 節子 |
俳優 |
女優:2015年11月没
永遠の処女 |
『私ね,男の子は男の人に産んでもらいたいと思うの』 |
|
J140 |
小沢 昭一 |
俳優 |
俳優 芸能研究家 : 2012年12月没 |
『私の探している芸能は, 人間が食うために, 仕方なしに歯をくいしばって身につけた超人的な腕前のことです』 |
|
『手銭でものを食べるときは,家族経営の小店に限る』 |
|
J141 |
高倉 健 |
俳優 |
俳優,文化勲章:2014年11月没 |
『(拍手をもらうより)拍手をするほうが,ずっと心が豊かになる』 |
|
座右の銘より 『往く道は精進にして,忍びて終わり悔いなし』 |
|
『一生懸命生きていると,”生きていて良かったと思える一瞬”を味わうことができる』 |
|
J142 |
高橋 英樹 |
俳優 |
俳優 |
娘に 『乗り越えろ 諦めたら,次の壁にぶつかった時,また諦める』 |
|
|
山崎 努 |
俳優 |
俳優 |
詐欺師役の役つくりで 『優秀な詐欺師は,相手をだます前に自分をだます』 |
|
|
藤原 鎌足 |
俳優 |
俳優 |
『ピンとキリを知ってれば,真ん中は誰でも出来るんだ!』 |
|
J143 |
鈴木 文弥 |
日本 |
NHKアナウンサー:2013年1月没 |
東京オリンピック女子バレーボール, ソ連との決勝で 『さあ,金メダル・ポイントです!』 |
|
J144 |
北出 清五郎 |
日本 |
NHKアナウンサー |
1964年10月10日東京オリンピック開会式中継で 『世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような, 素晴らしい秋日和です』 |
|
J145 |
刈谷 富士雄 |
日本 |
NHKアナウンサー |
アテネオリンピック体操男子団体の最終種目,冨田選手の鉄棒の演技で 『伸身の新月面が描く放物線は”栄光への架け橋”だ!』 |
|
|
豊原 謙二郎 |
日本 |
NHKアナウンサー |
2019年10月ラグビーワールドカップでアイルランドを倒し 『日本,前回大会南アフリカに続いて2度目のジャイアントキリング!!』 『もうこれは,奇跡とは言わせない!!』 |
|
J146 |
美輪 明宏 |
日本 |
歌手で俳優 |
『女々しいのは男の本性。 男が強いのは腕力だけ』 |
|
“君の血は何色,切ってみようか”との江戸川乱歩に 『およしなさい。 七色の血が出て,お目がつぶれますよ』 |
|
J147 |
丹下 健三 |
日本 |
建築家 |
『美しきもののみ機能的である』 |
|
J148 |
伊丹 万作 |
映画監督 |
映画監督 |
戦争責任について : 『騙されるということもまた一つの罪であり,決して威張ってよいことではない。 「だまされていた」と言って平気でいられる国民なら,おそらく何度でも騙されるだろう』 |
|
J149 |
是枝 裕和 |
映画監督 |
映画監督 |
『どんな国の歴史にも暗部はある。 いま生きている人間は,それを引き受けないといけません』 |
|
J150 |
新藤 兼人 |
映画監督 |
映画監督 |
『だれでも一本は傑作(脚本)を書ける。 自分の周囲の世界を書くことだ』 |
|
J151 |
鈴木清順 |
映画監督 |
映画監督:12017年2月没 |
『美学なんて,わたしゃ,知りませんよ。 ただ面白がってもらえる映画を作っているだけだからね』 |
|
|
黒澤 明 |
映画監督 |
映画監督 |
『何が何でも,戦争だけはしちゃいけない』
『(戦争による深い傷から立ち直るまでに)更に世代を超えて累々と悲しみは続くんだよ』 |
|
|
矢島 信男 |
映画監督 |
特撮監督 |
『脳みそは考えたり,思いついたりするために使うもので,覚えることなんぞに使ったらもったいない』 |
|
J152 |
井原 高志 |
日本 |
日本テレビで『ゲバゲバ90分』などプロデュース:2014年9月没 |
伊東四朗に 『コメディアンというのは歌手よりも歌がうまいのもなのですよ 伊東様』 |
|
J153 |
白井 博 |
日本 |
テレビ プロデューサー |
『「時間を無駄に消費する」のもテレビの娯楽性の一つなのだ』 |
|
J154 |
高野 悦子 |
日本 |
岩波ホール |
『どんなによくできた映画でも,戦争を賛美するものや,暴力的なものには心が動かない』 |
|
J155 |
扇谷 正造 |
日本 |
元週刊朝日編集長 |
『一怒一老,一笑一少』 : 一度怒れば一つ老い,一度笑えば一つ若返る |
|
J156 |
蔵前 仁一 |
日本 |
雑誌『旅行人』を発行 |
『旅は効率が悪ければ悪いほど,多くの発見があるものです』 |
|
J157 |
天野 祐吉 |
日本 |
『広告批評』主宰 2013年10月没 |
『CMは企業が言いたいことの拡声器ではなく,企業と大衆が “合作” するものだ』 |
|
J158 |
吉本 隆明 |
日本 |
評論家:2012年3月没 |
『いいことを照れもせずにいう奴は, みんな疑ったほうがいいぞ』 |
|
J159 |
大宅 映子 |
日本 |
評論家 |
『否定から入るのも,はっきりものが言い返せないのも・・・・・・日本中がヤワになってしまったことの鏡かもしれません』 |
|
J160 |
むの たけじ |
日本 |
朝日新聞ジャーナリスト |
『はじめにおわりがある。 抵抗するなら最初に抵抗せよ』 |
|
J161 |
松尾 義之 |
日本 |
科学ジャーナリスト |
『西洋で育った科学的な思考を日本語で発展できる私たちの強みをもっと活かすこと』 |
|
J162 |
読売新聞 |
日本 |
“編集手帳”より |
『あすを信じて,きょうの悔し涙に乾杯!』 |
|
J163 |
河野 義行 |
日本 |
松本サリン事件の二重被害者 |
『マスコミは大事件や特異な事件になると,バランスを崩していく特性を持つ』 |
|
J164 |
山本 美香 |
日本 |
ジャーナリスト,シリア内戦で被弾死 |
10代の若者へ 『世界は戦争ばかりと悲観している時間はありません。 さあ,みんなの出番です』 |
|
J165 |
玄田 有史 |
日本 |
東大教授:労働経済学 |
『希望の多くは失望に変わる。 しかし希望の修正を重ねることで,やりがいに出会える』 |
|
J166 |
佐藤 卓也 |
日本 |
京都大准教授:メディア論 |
『人の心性として”不快な”情報を避ける傾向がある。 賢明な選択をするためには,そのような情報に目を向けることが必要』 |
|
J167 |
河合 和雄 |
日本 |
弁護士:2015年2月没 |
『男には2種類しかいない。 気の弱い男と,とても気の弱い男だ』 |
|
J168 |
田中 正造 |
日本 |
足尾鉱毒事件で民衆と共に闘う |
『真の文明は山を荒らさず,川を荒らさず,村を破らず,人を殺さざるべし』 |
|
J169 |
大山 康晴 |
日本 |
将棋第十五世名人 |
『平凡は妙手にまさる』 |
|
J170 |
羽生 善治 |
日本 |
永世名人など永世六冠の棋師 |
『大切なのは,そぎ落としていく作業です』 |
|
J171 |
小林 ハル |
日本 |
最後の瞽女(ごぜ) |
『いい人と歩けば祭り,悪い人と歩けば修行』 |
|
J172 |
松田 広子 |
日本 |
10人未満の現役イタコの最年少者 |
口寄せで歌うように経文を唱えていると 『背中がぞくぞくして,何かが袈裟をつかんで地面から上がってくる感覚に包まれる』 |
|
J173 |
やなせ たかし |
日本 |
アンパンマン作者:2013年10月没 |
『ほんとうの正義というものは,けっしてかっこうのいいものではないし,そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです』 |
|
J174 |
ジョージ 秋山 |
日本 |
漫画家 |
漫画 “浮浪雲” より 『富士山に登ろうと心に決めた人だけが富士山に登ったんです。 散歩のついでに登った人は一人もいませんよ』 |
|
J175 |
久住 昌之(クスミマサユキ) |
日本 |
漫画原作者 |
中学生へ 『頑張れよな,毎日楽しんでくれ。 どうせ大人も,君らと変わらないバカだから』 |
|
J176 |
中井 久夫 |
日本 |
精神科医で神戸大名誉教授 |
少年少女への読書案内で 『あなたは今 花咲く必要はない』 『一目置く同級生を宝とせよ』 |
|
思春期の男女へ 『読書は,秘密結社員みたいに こっそりするものだ』 |
|
J177 |
五代目 柳家小さん |
落語家 |
人間国宝の落語家 |
『殿様は苦手なんだ 会ったことがないから,了見がわからねえ』 |
|
J178 |
桂 米朝 |
落語家 |
人間国宝の上方落語家:2015年3月没 |
林家正蔵に 『落語家に大事なのは”品”と”愛嬌”。 上等な芸を心がけなさい』 |
|
J179 |
立川 談志 |
落語家 |
噺家 立川流家元 : 2011年11月没 |
『酒は人間を駄目にするもの』 じゃあなくて 『酒は人間というものは元々駄目なもんだと教えてる』 |
|
『落語とは人間の業の肯定』 |
|
|
古今亭 今輔 |
落語家 |
噺家 新作のお婆さん話しが代表の五代目 |
『迎えの拍手は昨日までの人気,降りる時の拍手は今の人気』 |
|
じゃ80 |
桂 小金治 |
タレント |
噺家 タレント:2013年11月没 |
小沢昭一との対談で 『簡単に言うと,金に目がくらんで,僕は落語会を捨てたんですよ』 |
|
じゃ81 |
江戸期の小咄 |
父親 『金銀を積んでも親は買えぬぞ』 → 息子 『売ろうと思っても売れぬ』 |
|
J182 |
中島 常幸 |
スポーツ |
プロゴルファー |
片山晋吾へ送った言葉 『灰になってはいけない。 小さくてもいいから墨でいなさい。 炭なら再び燃えるはずだ』 |
|
J183 |
白鵬 |
スポーツ |
平成の大横綱 |
『調子がいい時は,一瞬だけど一つ一つの動作がコマ送りに見える』 |
|
J184 |
日馬富士 |
スポーツ |
横綱 |
『過ぎたことは変えられないが, 今日という一日は自分で変えられる』 |
|
J185 |
先代の鳴戸親方 |
スポーツ |
もと横綱 『隆の里』 |
『番付が上がるごとに,見える世界は違う』 |
|
J186 |
双葉山 |
スポーツ |
不出生の大横綱 |
69連勝で敗れて打った電報 『イマダ モッケイ イタリエズ : 未だ木鶏到り得ず』 |
|
「荘子」より : 紀?子が養った王の闘鶏は木のように泰然として,その徳で相手は背を見せて逃げる |
|
J187 |
大鵬 |
スポーツ |
昭和の大横綱 |
平幕戸田に45連勝で際どく敗れ 『横綱が物言いのつく相撲を取ってはいけない』 → 相撲協会は誤審対策にビデオ判定を導入した。
横綱白鵬は優勝33回決定の稀勢の里との取組の物言いに 『なぜ取り直しなのか。 子供が見ても分かる。 審判部はもう少し緊張感を持ってほしい』 → 確かに色々な面で国籍の差別の存在は皆無とは言えないが,それを態度に表わさないようになった時が本当の平成の大横綱だろう |
|
J188 |
三浦 雄一郎 |
スポーツ |
冒険家,プロスキーヤー 2013年に85歳でエベレスト登頂 |
『人は目標を失った時, 心の老いが始まる』 |
|
『人間は具体的な目標を持つと, それに向かって行動する意欲が湧く』 |
|
J189 |
池田 敬子 |
スポーツ |
今は伝説の女子体操のメダリスト |
『山登りは,下っている時も夢中になれる。 夢中が続く限り,登山は終わらない』 |
|
J190 |
野村 克也 |
スポーツ |
名捕手にして名監督 |
肥前平戸藩主松浦静山:『勝ちに不思議の勝ちあり。 負けに不思議の負けなし』 |
|
(勝敗の”流れ”とは)『「勢い」であり「雰囲気」であり「感性」である』 |
|
”負け方の極意”より 『負けは謙虚さと慎重さの母』
『失敗から学ぶには“恥を知ること”がスタート』 |
|
J191 |
イチロー |
スポーツ |
オリックス→マリナーズ〜ヤンキース |
打率争いの質問に 『他の打者の成績は僕には制御できない。 意識することはありません』 |
|
『自分の打撃がベストであるためには,相手投手のベストも必要になります』 |
|
J192 |
松井 秀喜 |
スポーツ |
ジャイアンツ→元NYヤンキース |
記者の記事について 『記者が書くことは僕にはコントロールできません。 コントロールできないことには関心を持ちません』 |
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J193 |
黒田 博樹 |
スポーツ |
広島→メジャーリーグ→広島 |
『最後の一球はカープで投げたい』 |
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J194 |
岩崎 恭子 |
スポーツ |
バルセロナ五輪平泳ぎ金メダリスト |
レース直後のインタビューで 『今まで生きてきた中で,一番幸せです』 |
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J195 |
松田 丈志 |
スポーツ |
ロンドン五輪バタフライ選手 |
400mメドレーリレー決勝を前に 『康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない』 ※康介=北島康介選手 |
|
J196 |
萩原 智子 |
スポーツ |
シドニー五輪背泳・メドレー選手 |
引用の表現? 『心は顔を作り,顔は心を表す』 |
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J197 |
三宮 恵利子 |
スポーツ |
世界スプリント選手権総合銀メダル |
2002年ソルトレーク五輪後の引退で 『練習の痛みを思えば, この先4年間は, とても耐えられない』 |
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J198 |
内村 航平 |
スポーツ |
体操の五輪・世界選手権金メダル |
『空中にいる時,全部の状況が見える』 |
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J199 |
三宅 宏美 |
スポーツ |
ロンドン五輪重量挙げ銀メダリスト |
『悪いことがあったら, その分いいことがある』 |
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J200 |
葛西 紀明 |
スポーツ |
スキージャンプでソチ五輪銅メダル |
『僕は何百戦もやっているが,ほぼ負けている。 ただ,勝つことのうれしさを求め,悔しさをモチベーションにやってきた』 |
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岡田 武史 |
スポーツ |
サッカー元日本代表監督 |
『自由な所から自由は出てこない。 縛りがあるから,それを破り,驚くような自由な発想が生まれる』 |
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J201 |
宮間 あや |
スポーツ |
なでしこJapanの主将 |
米国との決勝戦を前に 『この大会で結果を残すことで,ブームではなく,文化になっていくスタートが切れる』 |
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ガッツ石松 |
スポーツ |
プロボクサー 元世界チャンピオン |
迷言 『私はボクシングと出会って,人生が380度変った』 |
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J202 |
エデイ・ジョ-ンズ |
スポーツ |
ラグビー日本代表HC(豪州出身) |
『ラグビーはあつれきが想像力を生む』 |
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『W杯は生きるか死ぬかの舞台。 自分たちの中にある鬼を引き出せ』 |
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J203 |
宇津木 妙子 |
スポーツ |
女子ソフトボール日本代表前監督 |
『正直なところ,私には女子サッカーに対する嫉妬心もある。 でも何より大切なのは異なる競技同士が刺激し合い,切磋琢磨していくことだ』 |
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J204 |
玉木 正之 |
スポーツ |
スポーツ評論家 |
『(バレンティン:ヤクルトの年間ホームラン55本超え達成で) プロ野球が体育からスポーツに変わりつつあることを示す』 |
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二宮清純 |
スポーツ |
スポーツライター |
『(高校野球では)残酷にも,1ミリも攻防の成否が勝者と敗者を隔ててしまう』 |
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J205 |
ある水泳コーチ |
スポーツ |
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『召集時間に遅れて失格になると,米国では選手の責任だが日本ではコーチの責任が追及される。 記録が悪いときも同様』
『個々人の自立の精神の根付き方が違う』 |
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河口 俊彦 |
将棋 |
将棋八段 |
名人とは? 『将棋界全体が選んだ,将棋の神様への捧げもの』 |
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J206 |
東日本大震災のある被災者 |
日本 |
足湯に浸かって |
『この足湯って,話すことが大事なんだな。 こうやって話して笑うことで心がすーっと軽くなるよ』 |
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J207 |
籾井 勝人 |
日本 |
NHKの新会長 |
『政府が右ということを左とはいえない』 『戦争地域にはどこでも慰安婦はあった』 これがNHKの新会長の発言とは! |
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→ 前もって新会長がこのような人間であることが分かったのは我々には幸いです! → 案の定,一期でクビ |
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J2お8 |
松田 浩 |
日本 |
メディア研究者 |
『権力の介入を防ぎ,市民のための公共放送にしていくには,首相が経営委員を選ぶ仕組みを改めるしかありません』 |
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J209 |
高谷 悠太(17才) |
日本 |
国際数学五輪金メダル |
『(難しい問題を)解けない時に自分を追い詰めすぎないことも,力を発揮する上で大事だと思います』 |
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赤木 俊夫 |
日本 |
近畿財務局国家公務員
森友問題で文書改竄を命ぜられ自殺 |
『私の雇い主は日本国民。 国民のために仕事ができる国家公務員に誇りを持っています』 |
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山本 五十六 |
日本 |
連合艦隊司令長官 |
『やって見せ,説いて聞かせて やらせてみ 讃めてやらねば 人は動かぬ』 |
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天声人語 |
朝日新聞 |
『過去をひもとけば,おそらくは愛よりも憎悪が人間の歴史の「主役」だった』 |
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ある上司の言葉 『名刺で仕事をするな!』 |
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『固定概念は時に現実をむしばむ』 |
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『何げない大人の一言が,もしかしたら子どもの道を狭めていないか』 |
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よみうり寸評 |
読売新聞 |
『人生はスタート地点に立つまでが大変で,運よく好きな何かに出会えば,努力は意外に難しいものではないのかもしれない』 |
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読み人知らず |
『中年期は人生の正午』 |
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ことわざ |
日本 『のど元過ぎれば熱さを忘れる』
英国 『危険が去れば神は忘れられる』
中国 『かさぶたが取れれば痛みを忘れる』
アルゼンチン 『どんな雲でも裏側は銀色に輝いている』 |
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タイタニックジョーク |
浸水する客船の船長
救命ボートが足りない! |
米国人に 『飛び込めばあなたはヒーローになれます。』
英国人に 『飛び込めばあなたは紳士になれます。』
独国人に 『飛び込むのはルールです。』
伊国人に 『先ほど物凄い美人が飛び込みました。』
日本人に 『皆さん飛び込んでます。』 |
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印象に残る俳句・短歌 |
紀貫之 |
『常よりも 春辺になれば桜川 波の花こそ 間なく寄すらめ』 |
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西行 |
『ねがはくは 花のしたにて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃』 |
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