世界の国歌                                Homeに戻る
                                                                        world-anthem.comより
日本 アメリカイギリス フランス ロシアドイツ イタリア スイス 韓国 中国 インド タイ
イスラエル
サウジアラビアエジプト
国ごとに国歌の歌詞には明確な特徴がある。 
アメリカ,フランス,中国などはかなり血なまぐさい歌詞である。 
一方スイスやインドはまさに賛美歌である。
国の末永い繁栄を願うのは多くの国の国歌に共通している。
特に長い歴史を誇るインドやエジプトは大国にふさわしい余裕の国家だが,中国は共産革命で偉大な歴史も切り捨てたようだ。
日本の君が代も,一途にひたすら天皇及びその国家の繁栄だけを願う平和な国歌で,世界に誇れる簡潔な国歌ですね。

国名 国旗  日本語訳
 日本
1999年8月法制化
『君が代』
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌となりて
苔のむすまで 
アメリカ
1931年3月制定
  『星条旗』
おお、見えるだろうか、夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る太き縞に輝く星々を我々は目にした
砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中、我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!

濃い霧の岸辺にかすかに見える恐れおののき息をひそめる敵の軍勢が
切り立つ崖の向こうで気まぐれに吹く微風に見え隠れする
朝日を受け栄光に満ちて輝きはためく星条旗よ、長きに渡り翻らん
自由の地 勇者の故郷の上に!

戦争による破壊と混乱を自慢げに断言した奴等は何処へ
家も国もこれ以上我々を見捨てはしない彼等の邪悪な足跡は
彼等自らの血で贖(あがな)われたのだ敗走の恐怖と死の闇の前では
どんな慰めも傭兵や奴隷達の救いたりえず勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!

愛する者を戦争の荒廃から絶えず守り続ける国民であれ
天に救われた土地が勝利と平和で祝福されんことを願わん
国家を創造し守り賜(たも)うた力を讃えよ肝に銘せよ 我々の大義とモットーは
「我等の信頼は神の中に有る」ということを勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!
イギリス
法制化されず
『God Save the Queen』
神よ我らが慈悲深き
女王陛下を守りたまえ 我等が高貴なる女王陛下の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ 勝利・幸福そして栄光を捧げよ
御代の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ

おお主よ、我等が神は立ち上がり
敵を蹴散らし、潰走させ、姑息な罠をも打ち破りたもうた
我等の望みは汝にあり
神よ我らを守りたまえ

女王に注がれし天賦の才能
御代の永らえんことを 我等の原理を擁護し
我等に大義を与えたまえ 心を込めて謳わん
神よ我らが女王陛下を守りたまえ

我が国のみならず神の御慈悲は陸を渡り
主は世界中の国々に知らしめる 人類は一つの兄弟であり
家族であるべきことを

伏兵や暗殺者らの手から神よ 我らが女王陛下を守りたまえ
国家のため、汝の御手により我等が母、王妃そして友
神よ我らが女王陛下を守りたまえ

ウェイド元帥の勝利が主の強大なる助力によりもたらされんことを
彼が反乱を鎮めんことを願わん 激流の如きスコットランドの反乱を打ち破らん
神よ我等が国王を救いたまえ!
フランス
1795年7月制定
『ラ・マルセイエーズ』
いざ祖国の子らよ!栄光の日は来たれり
暴君の血染めの旗が翻る戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり

武器を取るのだ、我が市民よ! 隊列を整えよ!
進め!進め!敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!

奴隷と反逆者の集団、謀議を図る王等我等がために用意されし鉄の鎖
同士たるフランス人よ!
何たる侮辱か!何をかなさんや!敵は我等を古き隷属に貶めんと企めり!

何と、我が国を法で縛ろうというのか!何と、金で雇われた傭兵共の集団で
我等の誇り高き戦士を打ち倒そうというのか!我等を屈服せしめるくびきと鎖
我々の運命を支配せんとす下劣な暴君共よ!

打ち震えるがいい、暴君共そして反逆者等よ恥ずべき者共よ
打ち震えるがいい、恩知らずの企みは報いを受ける最後を迎えよう
国民すべてがお前達を迎え撃つ兵士なりたとえ我等の若き戦士が倒れようとも
大地が再び戦士等を生み出すだろう
戦いの準備は整った

我等がフランス人よ、寛大なる戦士たちよ攻撃を控えることも考えよ
我等に武器を向けた事を後悔した哀れな犠牲者達は容赦してやるのだ
ただしあの残虐な暴君とブイエ将軍の共謀者等は別だ
冷酷にも母体を引き裂いて生まれ出でし
暴虐な虎共には容赦無用なり!

復仇を導き支えるのは神聖なる愛国心なり自由よ、愛しき自由よ
汝を守る者と共にいざ戦わん御旗の下、勝利は我々の手に
敵は苦しみの中、我々の勝利と栄光を
目の当たりにするだろう

我々は進み行く 先人達の地へ彼等の亡骸と美徳が残る地へ
延命は本意にあらず願わくは彼等と棺を共にせん
取らずや先人の仇、さもなくば後を追わん
これぞ我々の崇高なる誇りなり

ロシア
2001年1月新たな歌詞で法制化
ロシア 我等が聖なる帝国ロシア 最愛の祖国
強大な意思の力 偉大なる栄光
常しえに誉れ高くあらん

讃えよ! 我等が自由なる祖国を長きに渡る同胞の団結
祖先より受け継ぐ民の知恵
祖国よ 永遠なれ!我等が誇り

南方の海から北極圏まで至る我等の森林に原野
世界で唯一無二の存在
神が護りし祖国よ!

多くの夢と人生の希望を広く受け入れ築き続ける確固たる未来
母なる大地への忠誠が我等に力を与える
過去も 現在も 未来にも!
ドイツ
1991年法制化 
『ドイツの歌』
祖国ドイツに統一、正義そして自由を!
友よ、共に進もう!
兄弟のように、心を重ね、手を取り合って
統一、正義そして自由は幸福の証し
幸せの輝きの中 栄えよ、祖国ドイツよ!
イタリア
 2005年12月法制化
『マメーリの賛歌』
イタリアの兄弟よ、イタリアは今目覚めた
シピオの兜(かぶと)を頭に戴き勝利は何処にあらん
主が創りたもうたローマの僕(しもべ)
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる、そうだ!
スイス
1981年4月法制化
『スイスの賛美歌』
空が朝焼けに染まり
我等の頭上に陽光降り注ぐ
主の御姿そこに在らん
アルプスの山々 光り輝くとき
主への祈りを捧げ 汝にひれ伏さん
我等は悟り 理解するのだ
この国は主と共にあることを
韓国
東海(日本海)が乾き果て 白頭山が磨り減る時まで
神の護り給う我が国 万歳

むくげの花(=韓国の国花) 三千里華麗な山河  大韓人よ
大韓を永久ならしめよ

南山の老松 鉄の鎧をまとい
風霜の変わらざるは 我等の気性なり

広い秋の空 雲ひとつなく澄み 渡り輝く月は我等の精神
一片丹心(誠実な心)なり

この気性とこの心で忠誠を尽くさん
辛くとも 楽しくとも 国を愛さん
中国
2004年
『義勇軍行進曲』
いざ立ち上がれ 隷属を望まぬ人々よ!
我等の血と肉をもって我等の新しき長城を築かん
中華民族に迫り来る最大の危機
皆で危急の雄叫びをなさん

起て!起て!起て!
万人が心を一つにし敵の砲火に立ち向かうのだ!
敵の砲火に立ち向かうのだ!
進め!進め!進め!
 インド
1950年制定

『ジャナ・ガナ・マナ(インドの朝)』
汝はすべての民の心の支配者 インドの運命を定める者
ドラビダ・ウトカラ・ベンガル地方のパンジャブ国、シンジャブ国、グジャラート国
そしてマハラー国の民の心は、汝の名によって目覚める

汝の名は、ヴィンドゥヤ山脈、ヒマラヤ山脈の峰々にこだまし
ジャムナ川とガンジス川の調べにまざり合い
インド洋の波の調べに歌われる

みな汝の恩恵を求めて祈り、賛美の歌を口すさむ
人々の救いは汝の手中にありインドの運命を定める者
汝に勝利あれ!

タイ
1939年制定 
血と肉によるタイの団結 タイはすべてタイ国民に属せり
一致団結 国家の独立永らえん
平和を愛するタイ国民 苦難に屈する臆病者なし
侵されることなき国家の独立自由のために命を捧げん
タイ万歳 永きに渡る勝利を!
イスラエル
2004年制定
Tikvateinu(我らの希望)

心の奥底に秘めた
ユダヤ教徒の魂が切望するは
眼差し向かう東の地 シオン

二千年の我等の望み今だ失われず
祖国にて自由を勝ち取らん
シオンの地 そして エルサレム

サウジアラビア
1950年制定
『Al Salam Al Malaki (The Royal Salut)』
栄光と主権へ急ぎ行かん 讃えよ 天の創造主を
はためく緑の国旗を掲げ 光の紋章とともに
神は偉大なり
おお祖国よ 常に生き続けよ
イスラム教徒に栄光あれ
国旗と人々のために 王の永らえんことを! 
エジプト
1979年制定 
『我が祖国 汝に捧ぐ我が愛と心』
我が祖国 汝に捧ぐ我が愛と心
エジプト 大地の母我が希望 我が大望
万人に与うる ナイルの比類なき恵み
エジプトは至宝 永遠の輝き
祖国よ とこしえに自由であれ
エジプト 恵みの大地 いにしえの栄光に満ちて
敵を撥ね退け 神に身を委ねん
エジプト 汝の子らは気高く忠義に溢れ 御国を守る
戦いの時も平和な時も汝にこの身を捧げん

                                                                            PageTopへ